SEO対策に効果のあるURL命名規則

今回はSEO対策に効果のあるURLの命名規則について、最適なURLの長さ、日本語URL、SNSでのURLの効果的な使われ方や日付URLなどについて解説します。

URLとは

URLとは、インターネット上の開いているページの住所情報のことを指します。日頃WEBページにアクセスする際に、ページ1つ1つにURLが設定されています。WEB制作においても切っても切り離せない要素の1つです。

URLの正式名称
URLの正式目使用はUniform Resource Locator(ユニフォームリソースロケーター)の略

ユーザーがURLと遭遇する場面について

ユーザーがURLを目にする4つのケースが考えられます。

検索結果ページで表示されるURL

検索結果に表示されるURL

検索結果ページでは、サイトタイトル上部に小さく、ドメインとカテゴリが表示されています。※以前はURL全文表示されていましたが、ここ最近のGoogle検索結果では、ディレクトリ構造までしか表示されない仕様となっています。Yahooの検索結果では、サイトタイトルの下部に緑色のテキストでURLが表示されています。

SNSでのURLの表示機会について

TwitterやFacebook等にて共有された際に、タイムライン上に表示されるアンカーテキストリンクが考えられます。

Twitterでは、OGP設定が正しく設定されていると記事サムネイルが表示され、URLの全文が表示されない機会が増えてきています。

TwitterでのURL表示ケース

Facebookについては、URLを入力するとアンカーテキストとなり表示されるようになります。

その他LINEやSlack、メールなどでシェアされたURL

LINEやメール、IT現場ではSlackなどでURLのシェアは日常的に表示されます。
ブラウザ上のアドレスバー
ブラウザ上部にあるアドレスバーにてURLは表示されています。意識的にユーザーはみることはありませんが、ユーザーの表示機会の1つでもあります。

URLの命名規則について

URLにおいて適切な命名規則に重要な要素が適切なサイトのカテゴリ設計が基本となってきます。カテゴリ設計についてはわかりやすいサイト構造にて解説しています。いずれにせよ、URLでそのページの内容を想起させる設定をすることによって、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても好ましいでしょう。

URLにキーワードを含ませる

URLを命名する際に、そのページに関連するキーワードを設定することによってそのページの内容をユーザー・検索エンジンに伝えることが可能となります。

キーワードを含む・含まない例

キーワードを含まない例
https://example.com/123/45/
キーワードを含む例
https://example.com/fruits/apple/

上記の例でみると、キーワードを含まない例ではなんのページを表しているかわかりませんがキーワードを含んでいる2つ目の例では、りんごについてのページがあるんだと一目でわかることができます。

URLは短く簡潔にしましょう

URLを短くするメリットについて、キーワード含んだ例でも視認性が高くユーザーにとっても内容が瞬時に想起されやすくなるため、なるべく短く設定することがおすすめです。

長くなってしまっているURL
https://example.com/fruits-top/reccommend-apple-list/red-apple/
短く簡潔であるURL
https://example.com/fruits/apple/

上記のようにURLが長いものと短いものでは視認性が段違いとなります。

また、URLが長いことによってSNSでシェアされた場合ユーザーの不信感にもつながる可能性があるため、極力短く簡潔に意味が伝わるURL設定をすることがおすすめです。

URLの最大文字列について

URLは短いことを推奨前提ですが、XMLタグ定義では2,048文字までの定義ができるため上限となります。(Internet Explorerでも2048文字までしか入力ができません。)

システム的なものや広告経由等の状況によって、パラメータでURLが長くなるケースもあります。もしも2,048文字をパラメータ等で上限を超えてしまった場合は以下の対処法でURLを短くするようにしましょう

  • 不必要なパラメータは削除する
  • GETではなくPOSTで処理できる場合はPOSTでパラメータを付ける
  • パラメータ名やパラメータ値を省略する

アルファベットは小文字に統一する

ドメイン名は大文字・小文字を区別しませんが、フォルダ名やファイル名は大文字と小文字は別々のURLとして認識されます。

大文字・小文字ですべて別々のURLで認識されてしまうケース
https://example.com/APPLE/
https://example.com/Apple/
https://example.com/apple/

上記URLについてもそれぞれ別々のURLとして認識します。URLの管理上、ややこしく、リンク設定していた物が思ってもみないページになり事故につながります。そのためURLは小文字に統一することをおすすめします。

単語名をハイフンで連結し視認性をよくする

短くすることを推奨しますが、短すぎて意味が伝わりづらい、または単語を使うがページを言い表せないものに関しては複数の単語を使用し、単語毎にハイフンで区切るようにしましょう。

ハイフンで区切らない

ハイフンで区切らない例
https://example.com/redapple/
https://example.com/greenapple/

短くしすぎて意味が通じない

短くしすぎて意味が通じない例
https://example.com/rapl/
https://example.com/gapl/

ハイフンを付けて意味も理解しやすく視認性をよくする

ハイフンを付けて意味も理解しやすく視認性をよくする例
https://example.com/red-apple/
https://example.com/green-apple/

上記のようにハイフンを区切ることによって、視認性よく意味が把握しやすくなります。

英単語表記にすることでの運用側のメリット

例えば、フルーツの通販サイトを取り扱っていたと仮定し、

https://example.com/1/16/ の場合

Analyticsのようなアクセス解析ツールにて、商品のぶどうページのアクセスを調べる際

  1. ぶどうのURLを調べる
  2. ぶどうのアクセス数のURLを検索してアクセス数を確認する

といったぶどうのURLを調べるという工程が発生します。ですが、もしこちらを英単語表記することで、細かいですが1つの工程の作業を減らすことができます。

フルーツカテゴリのぶどうのページのURL

https://example.com/fruits/grape/ の場合

  1. アクセス解析ツールで「grape」を検索し、アクセス数を確認する

のように、後者の英単語にすることによってURLをわざわざ調べるという作業が発生しなくなるため、アクセス解析する際の場面でもURLをわかりやすい命名にすることによって、視認性もよくなり運用の手間を軽減することができます。

単語数の数は実際何個まで?

検索上位を維持している有名ブロガーのサイトを確認し、実際に単語数は何個まで設定しているか確認してみました。150URLを洗ったところ、最大単語数は4単語の区切りで設定されていました。

4単語設定されていた記事数は150URL中3ページ。3単語が9ページ。それ以外は1単語もしくは2単語で構成されていました。

上位を飾っているブロガーもURLを短く、わかりやすく設定していることがわかります。

日本語URLはSNS向きではない

URLは日本語でも設定することが可能です。例えば

https://example.com/りんご/

上記のようにWordpressのパーマリンクやディレクトリによる日本語ディレクトリや日本語ファイル名を設定することによってURL上も日本語として表示されます。

私たち日本人にとって、ページ内容を想起させやすい点ではよくなり効果的です。検索エンジン上では、日本語部分がエンコードされるため、英語表記も、日本語表記についてもそこまで大差はないでしょう。

エンコードされた日本語URL表示例

https://example.com/%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%94/

例えば、日本語URLをSNS等でシェアする場面、コピー&ペーストするような場面では上記のようにエンコードされて意味がまったくわからないURLとなってしまうため、URLをシェアするといったシーンではあまり優しくないURL構造となってしまいます。

英語・日本語URLのそれぞれのメリットはありますが、比較した場合、SNSでサイト流入もかなり期待できる昨今では、英語URLを利用することのほうがメリットが大きいと考えます。

日本語をアルファベット表記にして視認性アップ

例えば、物件を扱うコラムやページを作成した際、物件を英語に訳すと、「property」といった一見日本人にとっては、物件=propertyといわれるよりかは、「bukken」という表記のほうがすんなり入ってくる人も多いのではないかと思います。

上記はそこまでわかりづらくない単語ですが、日本人にとって馴染みがあまりない英単語の場合は、日本語表記をそのままアルファベット表記にして視認性アップするといった使い方をすればSNSやコピー&ペーストでURLシェアされた際、第三者が見ても意味が伝わりやすい印象を与えられます。

ファイル名を省略することのメリット

URLにはファイル名を表示しているケースや表示されていない末尾スラッシュで終わっているURLがあります。

https://example.com/

上記のURL場合、

  • https://example.com/index.php
  • https://example.com/index.html
  • https://example.com/index.html

のように、サーバー設定にもよりますが上記のファイル名が表示される可能性が多くありえます。

極端な話、サーバー設定を変えた際、今までは末尾.htmlを表示していたサイトすべて.php形式でファイルを運用することになった場合、末尾のファイル名を書き換える作業が発生します。

その場合、URLの変更となってしまうため、古いURLから新しいURLへの書き換え作業、SEOでの評価を維持するべく301リダイレクトの設定といった運用していく上での環境変更の話は長く運用していくうえで発生する可能性がある出来事なためファイル名を設定していたURLを定義しておくことで大きな手間が発生してしまいます。

それを防ぐためにあらかじめすべてのURL構造はファイル名を記載しないURL設計にしておけば、そういった心配もなくなるため、ファイル名なしのURL定義をすることをおすすめします。

Googleは1つのURLをインデックスしその1つのURLをスコアリングしています。

そのため、index.htmlかindex.phpにファイル名が変わり実際にURLも変わるとその時点でURLが変更されたと認識されてしまうため、その点も気を付けてURL設計をすることをおすすめします。

URL設計は慎重に

上記を踏まえて、URL設計については以下のポイントを注意して設計をしましょう。

  • 基本的にURLは短く設定
  • アルファベット表記にすること
  • 複数単語を設定する場合はハイフン等で単語毎に区切りを付ける
  • ファイル名は基本設定せず末尾スラッシュのURL構成へ。
  • 意味の伝わりやすい単語を設定する

間違ったURL設計をしてしまうことで、後々ページのURL変更処理をすることになると、手間がかかります。またSEOでせっかく評価されたページもURL変更処理をすることでページ評価を一時的に損なう可能性が生じるため、URLの命名は適当にせず、1つ1つ丁寧に設定していくことを取り組んでいきましょう。