Webマーケティングで抑えておきたいTwitterの運用方法。今回は正しい運用方法と分析手法、ツールについてご紹介します。
Twitterマーケティングをきちんとやってフォロワーを増やそう
Twitterマーケティングをする上で、フォロワー数を増やすのはもちろん必要なのですがただフォロワーが多いだけでは、マーケティングの成果へとつながるとはいえません。きちんとしたTwitterマーケティングをした上で、フォロワーを増やすことが大切となるのです。
Twitterマーケティング・運用編
それでは実際にTwitterマーケティングをして成果を出すためには、どのようなことを考えなくてはいけないでしょうか。運用するために必要なことを詳しくご紹介します。
Twitterの専門性を決める
Twitterの内容が幅広過ぎると、結局はどんなことが言いたいのかわかりづらいですし何よりメインテーマに関心のあるフォロワー以外のフォロワーが増えてしまいます。あくまでフォロワーを増やすことではなく、該当のフォロワーを増やすことなので、必要のないツイートはする必要はありません。
そのため、まずTwitterでつぶやく内容の専門性を決める事を強くおすすめします。自分のアカウントが、化粧に特化しているのか、はたまたWEB制作に関する知識を持っているのか。その専門性を高めたツイートを続けていくことによって、その分野に興味を持ったユーザーが集ってきます。
140文字ギリギリでつぶやくこと
海外のメディアにより発表された数値で、リツイートされやすいのが70文字~110文字、ツイートに載せたURLがクリックされやすいのは120~130文字といわれています。ツイートは140文字までという制限があるのですが、文字数が多い方がURLのクリックへとつながりやすいのです。
相互フォローは意味がない
フォロワー数を増やすことは大切ですが、相互フォローアカウントをフォローしまくることはあまり意味がありません。このような人たちはフォロー数を増やすことだけが目的であり、実際にツイートの内容には興味がないのです。WebマーケティングにおけるTwitterの大きな目的は、ツイート内容に興味のあるサービスや商品に該当する人のフォローを増やすことです。
リツイートは引用リツイートする
自治ネタなどのツイートに引用ツイートをしてもらうことで、自分のツイートを見てもらうチャンスが増えます。これは自治ネタのように誰もが見るようなネタであれば、検索されやすいのです。
いいねをすること
アカウントの専門性に則っているツイートや、共感をできることに関してはできるだけいいねをするようにしましょう。引用ツイートと同じように、いいねをすることで、どのようなツイート内容に興味があるのかもわかってもらいやすくなります。いいねをすることによって、アカウントを閲覧してもらえるチャンスも増えるでしょう。
できるだけ多くのつぶやきをする
多くのツイートをする事によって、以下のような効果が期待できます。
TwitterなどSNSを利用する時に、更新頻度はとても重要な要素となります。閲覧者は有益な情報を得るためにTwitterを利用することが多く、ツイートの数が少ないとアカウントの露出頻度も下がると考えてください。。またいきなり古いツイートを検索することはほとんどおりません。
逆に一日に何度もツイートをしていても、興味がある内容であれば閲覧者はいやな思いをしません。ツイートの頻度が高い人の方が、新しい有益な情報を提供してくれると考えられるのです。頻度が少ないと、他のツイートがされていく上で、忘れられていくのです。
時間帯を意識する
ツイートする時間を意識することで、ツイートを見てくれる人が増えます。よくツイッターがチェックされるのは、以下時間帯になります。
- 7時~9時
- 12時~14時
- 21時~23時
午前中の通勤、通学時間、昼休み、寝る前のくつろぎタイムとなります。この時間は閲覧数が増え、また新しいツイートからチェックされる傾向にあるのです。
Twitter マーケティング・分析編
それではTwitterマーケティングの分析について、詳しくご説明します。
フォロワー数の推移をチェック
TwitterAnalyticsにて、フォロワー数の推移を確認することができます。
参考 ツイッターアナリティクスTwitter Analytics
Twitter Analytics内のオーディエンスメニュー内にて、フォロワーの推移を見ることができます。
アカウント自身がつぶやきなどを頻繁にし、活発的にTwitter活動をしていると、フォロワー数の伸びも大幅に増えていきますが、活発的に活動していないと、グラフも横ばいとなっていきます。
反応をチェック
自身のつぶやきをすることによって、ツイートアクティビティを確認することができます。
項目名 | 概要 |
---|---|
インプレッション数 | ツイートの表示回数です。※ほかのユーザーの画面にどのくらい画面に表示されたかを表します。 |
エンゲージメント総数 | リツイート数、返信数、いいね数、ツイートに記載されているURLや画像をクリックした数の総数を表します。 |
メディアのエンゲージメント | 画像や動画のクリック数です。画像の場合、クリックし拡大された数です。動画の場合、動画再生された回数を表します。 |
例えばどれだけツイートをしてフォロワーが多くても、URLや画像をクリックしてもらわなければ成果へとはつながらないです。
フォロワーの属性をチェック
フォロワーの数値の移り変わりや、フォロワーの傾向を把握することは大切です。いくらフォロワー数が多くても、ターゲットの方でなくては意味がないのです。ツイッターアナリスティックスを使うことにより、フォロワーの傾向を確認することができます。
閲覧者、フォロワーの興味分野、位置情報、性別を知ることができ、重要な指標となります。
Twitterマーケティング・ツール編
Twitterの分析をする時に、データを分析することが大切なのですが、簡単に分析をするツールがあるのでご紹介します。普段行っているツイートをイメージなどではなく、客観的に分析をすることにより、新たな発見をすることにつながるのです。見つけた発見は次に生かし、だんたんと良いものにしていく必要があります。
ツイッターアナリスティックス
上述でも紹介しました、Twitter Analytics(ツイッターアナリティクス)。Twitterの公式ツールであり、ツイート内容の解析をすることができます。ツイート一つ一つについて解析を行うことができるため、ツイートが閲覧された回数や、リツイート、お気に入り登録、画像のクリックなどを確認することができます。他にもエンゲージメント率といって、ツイートが閲覧された回数に対するエンゲージメントの割合を知ることもできるのです。
上記のデータは、Twitter.com、mobile.twitter.com、Twitter for iOS, Twitter for Androidにも対応しているため、スマートフォンからTwitterを閲覧している人の分析をすることもできるのです。
ソーシャルドッグ
こちらは分析もできる、とても便利な運用ツールです。
自動ツイート、自動リフォローや、興味関心ワードでユーザーリスト検索することが出来るほか、日々の分析レポートもだしてくれるとても優秀なツールです。
料金は無料プランと有料プランが存在し、プラン別で使える機能が異なっています。
年額月額払いが異なるため、料金は以下ページからご確認いただけます。
参考 ソーシャルドッグ - 料金プランSocialdog
まとめ
Twitterを使ったマーケティングを考える時に、まずフォロワーを増やすことで顧客をつかみやすいと考えていませんか?実は相互フォローアカウントなどを使ってフォロワーを増やしても、ただフォロワーを増やしたいだけと思われてしまいます。
最も必要なことはターゲットになるフォロワーを増やすことであり、そのためにはしっかりとした分析や対応があるのです。Twitterアナスティックスを利用することで分析をするのに必要な、閲覧者の情報や閲覧数などがツイート毎にわかるため定期的に分析をする必要があります。
また閲覧者は常に、新しい有益な情報を探しています。Twitterを使って過去の情報を探すことはほとんどありません。そのため、ツイートの頻度も非常に大切となってきます。有益な情報であれば、一日に何度もツイートをしても嫌がられることはほとんどありません。正しいTwitterマーケティングの方法を使って、成果へとつなげるようにしてください。